スーパーなどでマグロのパッケージを見ると、「マグロ解凍」と記載されているマグロが多く売られていると思います。
何となく、「解凍」は「生」に比べたら美味しくなさそう・・・。
そう思ってしまうかもしれません。
本当にそうなのでしょうか?
マグロおじさん
答えはNO!
現在は冷凍技術が進んでいて、獲れたマグロを船上で直ぐに活〆して、急速冷凍しています。
船上で急速冷凍されたマグロは、マイナス50~60度の超低温冷凍庫で保存されます。
家庭用の冷凍庫が-18度程度ですので、いかに超低温で保存されているかお解りになると思います。
冷凍で味が落ちてしまうのは、ゆっくりと凍る場合です。
凍るのに時間がかかると、その間に氷の結晶が大きくなり細胞を内部から壊してしまいます(劣化)。
急速に冷凍すると、細胞が壊れるのを最小限にすることができるのです(劣化しない)。
活〆して急速冷凍=新鮮な状態を保っている状態という訳です。
もちろん、「生」は生の良さがあると思います。
生の方が美味しそうというプレミア感も含めて。
しかし、以上の事を踏まえて、解凍マグロは生より劣っている事はない事をお伝えしたいと思います。